喉の梅毒って何?どんな症状が出るの?
喉の梅毒(咽頭梅毒)
みなさんは梅毒がフェラからも感染するって知ってますか?
梅毒ってえっちした時にうつるみたいなイメージがあるじゃないですか?
でも梅毒はフェラチオやクンニによるオーラルセックスからも感染するんですよ!
医学的には口腔咽頭梅毒(こうこういんとうばいどく)と呼ばれています。
症状としては他の「のどの性病」のように分りにくいものではないようです。
のどの性病として知られる咽頭クラミジアや咽頭淋菌は感染しても、ほとんど症状が出ることがありません(男性、女性に関わらず)。それだけではなく見た目でも変化がほとんどないため診察だけでは分りません(医者でも見た目だけでは判別できません)。
つまり検査しないと特定できない病気なんです。
しかし、梅毒の場合は見た目でも変化が現れるので梅毒の症状がどのようなものか知ってさえ入れば見つける事ができます。
症状としては咽頭クラミジアや咽頭淋病のように無痛ではなく、口の中に痛みのある腫瘍ができます。
また初期硬結、硬性下疳、乳白班、粘膜班が発生する事が多いのが咽頭口腔梅毒の特徴です。
梅毒感染で出来た粘膜班の写真は下記になります
(参照元:医学書院)
もし口の中に白い色の腫瘍が多数できた場合は梅毒の可能性もある事を知っておいて下さい。
梅毒は初期段階で発見して早期治療すれば完治できる病気です。
ただし、治療が遅れてしまうと特効薬のペニシリンを投与しても治療するのが難しくなります。
実際にゴットファーザーで知られるアルカポネは梅毒の後期にペニシリンンを投与しましたが、治療が間に合わずに梅毒で亡くなっています。